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昨日の乾癬のweb講演の内容の一部をご紹介いたします
昨日は診療時間を短縮させていただきWeb講演に参加させていただきました。
化粧ばっちりしてのぞみましたが、、、
ご挨拶の後はずっとマスクで(*´з`)関係なかった(笑)(笑)
さすが新井先生と感心した講演でした。
乾癬の方に役立つ情報を一部ご紹介したいと思います。
「塗薬はすりこまないで塗りましょう」と指導を受けることが多いと思いますが、乾癬の方においては鱗屑という熱い角質が付いていることが多いので塗薬を乗っかる程度の塗布では浸透が悪い可能性があり、こすりつけるまでではないですが良くなじませる必要はあります。
さーっと薬を伸ばすだけでなく、皮疹になじませる!していてくださいね。
それと同じように、体毛が濃い方は、毛があると毛にばかり薬がついてしまい
薬の浸透が悪くなりやすいので、剃った方が効果が高まるそうです。
乾癬の方が冬に悪化しやすい。以前からそう言われてきましたが、
乾癬の有効な紫外線の量が減るからと、、、考えられていますが、
それだけではなく、「肌の乾燥」もその原因の一つとされているようで
私も最近は乾癬の方にも保湿剤の併用を指導するようになりました。
以前は痒みの少なかった乾癬が、最近は60%くらいの方に痒みの症状があります。理由はわかっていませんが乾燥もその一つの要因になっているようです。
とくに治りにくいすねは乾燥しやすく、乾癬のお薬のみでなく、
保湿剤の併用で乾癬が改善する報告が出てきています。
乾癬の皮疹は角質が厚く、薬の浸透が悪いです。
アトピー性皮膚炎と同じようにチュビファーストを付けると浸透がよくなり治りが早くなるそうです。当院でもアトピー性皮膚炎の方にはお使いいただいていました!乾癬のかたにもおすすめしたいと思います。
そして乾癬の爪症状
掌蹠膿疱症の方にもみられますが
爪の症状によって病変が異なりますので、それに合わせた塗り方が重要。
剥離しているタイプ、爪甲下が角質増殖して厚くなりガサガサしているタイプは爪床(爪を乗せているところ)の病変のため
剥離している爪はできるだけcutして爪床を少しでも露出し、お薬を塗布すること。
点状陥凹や横溝は(爪の根本の奥)の病変のため、爪の根本の皮膚にしっかり塗ること。
同じ塗るといっても病変部を考えてぬると効果的です。
乾癬の方(^^)/ 今日からやってみてください?
カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, 乾癬 更新日:2021年4月13日