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アトピー性皮膚炎などの「湿疹」をもっている人は心疾患のリスクファクターが増加する
アトピー性皮膚炎に限らず、
慢性の炎症を伴う疾患は、心疾患、脳卒中などの
リスクが高くなることについては、これまでにも
多くの報告があります。
当院では、アトピー性皮膚炎、乾癬などの
慢性炎症性疾患の方には、そのような将来的なリスクを
予防するための、食生活指導、およびサプリメントにて
ケアしています。
アトピー性皮膚炎などの「湿疹」を保有している
成人において、心臓疾患のリスクファクターが高くなる
という報告が米国ノースウェスタン大学よりまたありました。
*Jonathan l Silverberg et al;Eczema and cardiovascular
risk factors in 2 US adult population studies.
The Journal of allergy and clinical immunology.2015 Jan
米国で18歳から85歳の6万1000人について調査しています。
湿疹性病変を伴っている(アトピー性皮膚炎など)成人に
おいては、喫煙率や飲酒の習慣率が高かった。
さらには喫煙と飲酒をする患者では、湿疹病変のないもの
よりも、肥満率が高く運動しない傾向があったとのことです。
運動による熱や汗がかゆみを悪化させるため、運動が困難
になっているのではないかと考察されています。
この喫煙と飲酒、運動についての因子を調整しても、
アトピー性皮膚炎では心疾患や脳卒中のリスクとの関係が
認められたそうです。
湿疹のない人に比べて、重度の肥満である率は54%高く、
高血圧の有病率は48%、脂質異常症(血液)の有病率は
約3割高かったとのことです。
さらには糖尿病の予備軍や糖尿病との有意な関連も
認められたそうです。
このようなことはアトピー性皮膚炎に限りません。
慢性的な炎症が起こっていると、糖尿病や動脈硬化、
心筋梗塞・狭心症などの心臓疾患のリスクが高くなると
いわれています。
したがって、炎症のない健康な皮膚を保つことは、
全身の健康を維持するためにも重要です。
お薬を使うべき症状にはきちんとお薬を使用して炎症を
早く沈めることは大切です。適切なお薬を使用せずに、
だらだらと皮膚炎を長引かせていることは上記のリスクを
高めるのは言うまでもありません。
皮膚症状が慢性化しないようなスキンケア、そして
必要栄養素の不足は健康な皮膚の維持や皮膚疾患の悪化に
直結しますので、食生活習慣の改善は大きく役立ちます。
また慢性疾患をお持ちの方は、それにより発症リスクの
高まる病気を予防するためのサプリメントもございます。
一時の症状にとらわれず、長期的な視点での治療が
今後は重要となってきます。
これらを考慮した当院のサプリメントをお試しください。
本来体が持っている自然治癒力を高め、炎症を鎮める
サプリメントや、上記の発症リスクを抑えるための
サプリメントなどがバランスよく配合されています。
* アトピーケアセット(プチ) 30包 ¥8,250(税別)
* アトピーケアセット(スペシャル) 30包 ¥14,530(税別)
カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, アトピー性皮膚炎 更新日:2015年2月6日