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月経前症候群の精神症状にもエクオール産生能が関係しています
更年期障害の有無や程度には、
大豆を摂取したのち、腸内細菌により産生
されるエクオールの産生能力の差が
関係していることが近年わかっています。
当院でもエクオール産生能を検査して、
産生能力のない方にはエクオールサプリメント
エクエルをお勧めしています。
このエクオール産生能は、更年期障害、骨粗しょう症、
高脂血症、肥満などばかりでなく、
月経前症候群(PMS)にも関係しているという
報告があります。
*「月経前症候群の精神症状に及ぼす
エクオール産生能の影響」
神田裕子、豊田 元
東京医療保険大学 医療保険学部 医療栄養学科
閉経前の18歳から39歳の女性において、
月経前の周期生じる精神的、身体的症状
(嗜眠傾向、腰痛、頭痛、肩こり、浮腫、
肌荒れ、ニキビ、便秘・下痢、憂鬱感・不安感、
倦怠感、集中力低下、焦燥感など)
について、エクオール産生能の有無との関連性を
みています。
それによると、PSMのうちとくに精神症状の
日常生活に影響を与える程度の有訴率は、
エクオール産生者では18%であるのに対して、
非エクオール産生者では45%です。
このようにエクオールは、更年期症状に大きく
影響するエストロゲン様作用を示すのみでなく、
そのほかのホルモンの調節にもかかわっていることが
考えられます。
したがって更年期世代のみでなく、
更年期以前の若い世代においても、
エクオール産生能力のない方には、エクオール
摂取をしておくことは、心身ともに健康に
生活するにおいてもはや必要であるとも言えます。
このエクオール産生能力は、幼少期のみならず、
その後の普段の食生活習慣に大きく影響されています。
大豆の摂取が多い人は産生能力が高いと
されていますが、そればかりでなく、
日頃の食生活による腸内細菌叢の健康状態が
影響されますので、本来産生能力のある方でも、
食生活習慣が悪いと産生能力は低下します。
腸はさまざまな病気や健康状態に影響します。
食生活習慣を整えて、健康維持に努めましょう♪
エクオールサプリメント
「エクエル」 112粒 (約28日分)¥4,320
カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★ 更新日:2015年1月10日