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アトピー性皮膚炎とビタミンD欠乏との関連があることが示されました
ビタミンDは、カルシウムや骨の代謝に不可欠な
ビタミンとして知られていますが、そのほかにも
細菌やウイルスに対する免疫を高めたり、
逆に炎症を引き起こす炎症性サイトカインを
抑制して、アレルギーの症状を和らげ、
免疫を整える作用があります。
*Liu PT,Stenger S,Li H,et al,Too-like leceptor
triggering of a vitamin D-mediated human
antimicrobaial response. Science 2006;311:1770-3
したがって、ビタミンDは、アトピー性皮膚炎や
花粉症、アレルギー性鼻炎などの治療に用いて
います。
今回韓国において、2008年から2010年の国民健康
栄養調査に参加した19歳以上の1万5,212人のデータを
分析したところ、アトピー性皮膚炎と診断されている
人が、ADと診断されていない人よりも有意に
ビタミンDの血中濃度(25(OH)D値)が低かったという
データが発表されました。
ビタミンDが不足している人には、アトピー性皮膚炎が
多くみられ、ビタミンD値が十分な人と比べて、
約1.5倍も多いという結果でした。
他の喘息や、アレルギー鼻炎でははっきりしなかった
ようです。
*Hui Mei Cheng,Sunmi Kim,Gyeong-Hun Park,Sung Eun
Chang et al.:The Journal of Allergy and Clinical
Immunology.2014 Apr;133(4)1048-55
ビタミンDをとるには、
①食事から摂取する
植物由来のビタミンⅮと動物由来のビタミンDを。
干ししいたけ、あんこうの肝、鮭、魚卵など
②紫外線をあびて、自分自身の皮膚でビタミンDを作る。
③サプリメントで補充する
食事からのみではビタミンDは十分摂取できません。
サプリメントで補充することをお勧めします。
活性型ビタミンDではなく、25-(oH)VD3を選びましょう!
生体のホメオスタシスに影響せず、効果的に期待できます。
必要栄養素が不足していることにより、
さまざまな体の機能に影響し、症状がでる病気は
たくさんあります。
理論的に考えても、その不足を補わずに、
薬で症状を抑えても、それは治っているわけではなく
あくまで一時的に抑え込んでいるだけであることは
わかりますよね。
サプリメントによる栄養療法は、この不足を
補い、正常な体の機能へ戻す治療です。
人の食生活習慣は、なかなか変えられませんし、
最適値を食事のみで補うのは、現代の食生活においては
もはや不可能だと言われています。
そして、より必要な栄養素の種類や量は、
その方の体質、年齢、性別などによって異なります。
闇雲にのんでもダメ(*ノωノ)
ご相談くださいね♪
ビタミンD3 60粒 1日2-3粒¥2,192
当院のビタミンD3は、肝臓で代謝されることで
25-(OH)VDに変換され、長く作用します。
また酸化から保護するビタミンE、βカロテン、
αカロテン、そしてアレルギーを抑える
EPA、DHAも配合!
カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★, アトピー性皮膚炎 更新日:2014年12月16日