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前回のブログでもお話した、
今注目の幹細胞。
私たちの体の中には多数色々な場所に存在しています。
現在は、一度その幹細胞を取り出して、増殖させて
治したい部分に重点的に戻す試みですが、そもそも
体内にある幹細胞を増やしておけば、病気の自然治癒力
の向上（病気の予防）と再生能力のupで老化の防止
となります。
特に喫煙する方の心臓血管系の病気の予防として
とりいれたいサプリメントです。
全身の自然治癒力を上げるために、体内の幹細胞で
最も効率の良いのは循環する幹細胞。
骨髄からつくられている私たちの幹細胞は、
血液循環にのって全身をめぐります。
そして病気の場所に到達して、そこで自然治癒力を
発揮します。
ステムCはその体内を循環する幹細胞の量を
長期的に増加させることが実証されています。
ステムCには特に血管の健康を守る内皮幹細胞が
含まれています。
Nina A Mikirova et al, Journal of Translational
Medicine 2010,8:34
 
たとえばこんな病気の予防や回復に
＊脳卒中
脳卒中発症後、体内に循環幹細胞が多い患者の方が
神経学的回復が早い
Dunac et.al,Neurological and functional recovery
in human stroke are associated with peripheral
blood CD34 cell mobilization,J Neurol.2007 Mar;
254(3):327-32
＊心筋梗塞、血管の健康
循環幹細胞と心臓疾患リスクや血管の健康状態は
相互関係がある
内皮幹細胞は血管の内側の内皮の修復の機能を
担っており、その減少は心臓疾患を進行させる。
循環内皮幹細胞の値から心疾患のリスクを予測できる。
Hill et al.Circulating endothelial progenitor cel,
vascularfunction,and cardiovascular risk,N Engl J
Med. 2003 Feb13;348(7):593-600
＊喫煙による循環幹細胞機能障害の回復
喫煙者の循環幹細胞は機能に障害を負っている。
喫煙により助長され、喫煙をやめることで障害は
回復する
kondo et al.Smoking cessation rapidly increases
circulating progenitor cell in peripheral blood
in chronic smokers,Arterioscler Thromb Vasc Biol.
2004 Aug;24(8):1442-7
＊アルツハイマー症
アルツハイマー症患者では循環幹細胞値が低く、
症状の深刻性と循環幹細胞値は反比例する。
Lee et al.Reduced circulating anglogenic cells
in Alzhemer’s disease. Neurology.2009 May
26;72(21):1858-63
＊偏頭痛
偏頭痛持ちの患者は循環幹細胞が少ない。
Lee et al.Decreased number and function of
endothelial progenitor cell in patiants with
migraine. Nuerology.2008 Apr 22;70(17):
1570-7
＊ED
勃起と内皮機能は、内皮前駆細胞の循環レベル
と相関している
Esposit et al.Circulating CD34+ KDR+ endotherial
progenitor cell correlate with erectile function and
endothelial function in overweight men. J sex Med
2009;6(1)107-114.
＊慢性関節リウマチ
＊膝関節症
＊腰痛症
＊糖尿病合併症
 
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カテゴリー：★　院長ブログ・医療情報　★  更新日：2014年7月22日