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帯状疱疹になる方が増えています。~痛みが強いときは神経ブロックが後遺症リスクを減らします~
帯状疱疹で受診される方が非常に増えています。
最初は皮膚症状がないことが多く、
顔の場合は、リンパ節の腫れの痛みで耳鼻科を受診したり、
歯が痛い気がして歯科を受診したという方もいらっしゃいました。
体の場合も腰が痛かったり、筋肉痛のような痛みのために
はじめは整形外科へ行ったり、
内蔵の痛みに感じて内科を受診したり・・・。
発疹がでてきてはじめて皮膚科を受診されます。
原因のわからない痛みがあるときには
帯状疱疹の可能性もありますので
皮膚科も受診してください。
帯状疱疹は疲労や老化などで
免疫力が低下するとなる病気と言われています。
ですか、理由はわかりませんが、
非常に患者さんが増える時期もあります。
むかしかかったみずぼうそうのウイルスは、神経節とよばれる
神経の根元に潜伏していて、免疫力が下がると
また暴れだし、痛みや皮膚感覚の低下、かゆみ、発疹を生じます。
それを帯状疱疹といいます。
体の片側のみにでることが大半ですので、
体の片方に赤い発疹と痛みを伴っていたら
帯状疱疹の可能性がありますので
皮膚科を受診してください。
帯状疱疹には特効薬の抗ウイルス薬があります。
多くの方はその飲み薬で後遺症なく治りますが、
その痛みが長引いたり、場合によっては
痛みが残ってしまう後遺症があります(帯状疱疹後神経痛)。
後遺症となってしまうと治りにくくとてもやっかいです。
この帯状疱疹の神経痛には個人差がありますが、
痛みの強いときには、内服治療とともに
早期の神経ブロックの注射治療が有効です。
当院が連携している かずみペインクリニックの
院長 安藤和美先生もおっしゃっています。
「帯状疱疹の痛みの強い方は、躊躇しないで
神経ブロック注射の治療を受けていただきたいです。
早い時期に行うとより効果的で、後遺症を残さず
治る人がほとんどです。
痛みを止めるだけではなく、血行改善などによる
神経のダメージを回復させる効果もあると考えられています。
皮膚科の先生方にも、ぜひ後遺症を残さないために
積極的に勧めていただきたいです。
後遺症が残ってしまってからの治療では十分な効果を発揮できません。
痛みの強い場合や感覚の低下している場合には
なるべくはやめにご紹介ください。」
かずみペインクリニック http://kazumi-cl.com/index.html
神経ブロックについて☛http://kazumi-cl.com/faq.html
帯状疱疹ははやめの治療が大切です。
そうかもしれないと思ったら受診してください。
カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★ 更新日:2014年1月23日