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肝斑の治療
肝斑の治療をご希望されて
受診しても半数の方は別のしみです。
まずは診察を(^_^)/
肝斑かどうかの診察のご希望の場合は、
あらかじめメイクを落としてきていただくか、
クリニックでメイクを落としていただきます。
肝斑はどうしてできてしまうの?
肝斑の原因はいろいろな説があり、まだ不明な点が
多い色素沈着です。
さまざまな誘因で、メラニン細胞が活性化されて
メラニン色素が増加して生じます。
現在わかっているメカニズムを理解して、
予防と効果的な治療を目指しましょう!
①内因性ホルモンによるメラニン細胞の色素産生の活性化
妊娠、出産、ピルの内服など女性ホルモンの変動で
誘発されることが知られています。
②皮膚表面の細胞(表皮細胞)への刺激による
メラニン細胞の色素産生の活性化
★ 皮膚摩擦(皮膚をこすること)→洗顔時の注意、
ふきとりタイプのメイク落としの中止、スクラブの中止、
マッサージや美顔ローラーの使用中止
★ 紫外線→適切な日焼け止めクリームの使用
★ 炎症(皮膚炎、アレルギー):慢性的な肌荒れ、湿疹が
原因になることがあります→皮膚炎の治療
★ バリア機能の低下(洗顔のしすぎ、乾燥など)→洗顔料の
使用回数を減らす(夜のみにする)、洗顔時間の短縮、保湿
↓
↓ 治療
↓
*トラネキサム酸、ビタミンCの服用や塗付
*美白剤の塗布・・・ハイドロキノン、
③メラニン色素の排泄の低下(皮膚代謝の低下、加齢)
↓
↓ 治療
↓
*ケミマルピーリング : グリコール酸などのお薬で
くすみを除去します
*エレクトロポレーション:肝斑治療に有効な
トラネキサム酸やビタミンCなどを肌に浸透させます。
*レーザートーニング(スペクトラ):重症例に限ります。
皮膚に刺激をあたえずメラニン色素を除去します
カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★ 更新日:2013年8月12日