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第28回臨床皮膚科医会総会(博多)
2012.4月22日(日) 博多で行われた日本臨床皮膚科
医会総会に参加しました。
東京はまだ肌寒い日がありますが、
福岡空港におりると、まるでグアム島にでも着いた
かのようなムワッとした温かさと湿度!やはり南国
です。(残念ながらバカンスではなくお仕事。。。)
土曜日も夜まで診療がありますので、開業してからは
学会はいつも日帰りばかりです。
今回の大会のテーマは「基本に忠実・変化に対応
~よりよき皮膚科診療をめざして」でした。
まさに日常の診療に直結する役立つ演題が多くありま
した。
最近の手足口病は腕やすね、おしりなど手足口?といえないほど広範囲に
発疹のみられる典型的ではないケースが多いと感じていました。
私の大先輩である浅井皮膚科クリニックの浅井俊弥先生が、このことについて
ご発表されました。さすがです。今回のテーマのまさに「基本に忠実・変化に対応」
です。近年ウイルス疾患の皮疹は変化しています。
そして頭皮のフケとかゆみをおこす脂漏性皮膚炎でお困りの方に朗報です。
この皮膚病の原因となるマラセチア(カビ)に対する抗真菌(カビ)成分
配合のシャンプーはこれまでにもご紹介してきましたが、シャンプーの使用
のみでは症状が落ち着かず、塗り薬の併用が欠かせない方が多いのが現状でした。
今回ジンクピリチオン配合シャンプー・コンディショナーでは、その単独使用でも
原因菌のマラセチア菌量が減り、軽症~中等症であれば治療薬を併用しなくても
症状が改善し、維持できるとの報告がありました(順天堂大学 皮膚科
比留間 翠先生方より)。さっそく患者様にすすめてみます。
などなど一生懸命 講演ききました。 学会終了。
クリニックのスタッフに博多のおみやげたくさん買いました。
明日からもがんばりましょう。
カテゴリー:★ 院長ブログ・医療情報 ★ 更新日:2012年4月23日